EMSを受けるなら整骨院がおすすめ!家庭用EMSとの違いも解説
2023.11.21 重要おすすめ記事エステサロンなどで導入されており、家庭用にも販売されているEMS。EMSは筋肉に電気刺激を与えることで強制的に収縮させ、筋トレのような効果を得られるとされるマシンの総称です。世の中には家庭用のEMSも販売されていますが、業務用・医療用に販売されているものとは出力が異なります。
EMSを受けたいのであれば、整骨院がおすすめです。本記事では、整骨院がおすすめの理由から、家庭用EMSとの違いや、EMSのメリットまで解説します。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
EMSとは
EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは、筋肉に電気刺激を与えることで強制的に筋収縮させるマシンのことです。パッドを体に貼り付け、そこから電気を流して刺激を与えます。美容・ダイエットからリハビリまで、さまざまなシーンで活用されています。
EMSによる電気刺激は、周波数の大きさによってアプローチ範囲が異なるのが特徴です。高周波になるほど、体の深部まで届きます。電気刺激を与えるといっても大きな痛みを伴うものではなく、痛みが気になる場合でも出力を調整できます。
基本的には誰に対してでも使用できるマシンですが、基礎疾患がある方やペースメーカーを使用している方などは、必ず医師へ相談しましょう。
EMSを受けるなら整骨院がおすすめ
EMSは自宅での使用をはじめ、エステサロンやスポーツジムなどでも受けられます。どこで受けるか迷う場合は、整骨院で利用するのがおすすめです。
多くの整骨院では、リハビリや治療のために使用する、家庭用とは違う高出力なEMSが完備されています。あくまでケガや後遺症などの改善を目的としているため、単に「EMSを体験したい」という理由だけでは利用しにくいと感じるかもしれません。
しかし整骨院の中には、インナーマッスルの強化のためにEMSを活用している場合もあります。トレーニングの一環として、EMSの利用を推奨している整骨院での利用がおすすめです。
家庭用EMSとの違い
業務用や医療用のEMSは、家庭用EMSと周波数(パワー)が異なります。
前述したように、電気刺激は高周波になるほど体の深部まで届くため、電気の周波数が異なると、どのくらい体の深くまで電気が届くかに差が出ます。一般的な家庭用EMSは、低周波マシンがメインです。一方、業務用・医療用のEMSは中~高周波を扱えるため、より体の深部まで刺激を加えられます。
また家庭用EMSの多くはベルト式のため、電気刺激を与えるパットの位置が固定されているケースがほとんどです。対して業務用・医療用のEMSは、自由にパッドの位置を調整可能です。そのため任意の部位に電気を流すことができます。
EMSの効果やメリット
EMSを使用する効果やメリットには、大きく4つの点が挙げられます。それぞれ解説するので、これからEMSを受けてみたいとお考えの方は押さえておきましょう。
インナーマッスルを鍛えられる
体の奥深くに電気を流すと、深部の「インナーマッスル」を鍛える効果が期待できます。インナーマッスルを鍛えれば、姿勢の改善や腰痛・肩こりの改善、産後の体型崩れの解消、ウエストの引き締め、スポーツパフォーマンスの向上などに効果的です。
筋肉は運動やトレーニングで鍛えられますが、体の内側にあるインナーマッスルは鍛えるのが難しい部位です。EMSなら電気刺激によってインナーマッスルを直接刺激できるので、効率的にトレーニングを行えます。
筋力をキープしやすくなる
EMSは電気で筋肉を刺激して強制的に収縮させるため、特別な運動をしなくても筋力をキープしやすくなります。筋トレや有酸素運動と違い、EMSはパッドをつけて電気刺激を受けるだけで、誰でもチャレンジしやすいのがメリットです。運動が苦手な方や、まとまった時間を確保しにくい方でも、継続的に取り組めるでしょう。
血流がアップする
EMSで筋肉に刺激を与えることで、血流アップの効果が期待できます。
筋肉にはポンプのように血液を送る作用があり、血液の循環を助けています。特にふくらはぎの筋肉は、足元から心臓へと送り返す「第二の心臓」といわれるほどです。
EMSで筋肉の働きが活発になれば、血液を循環させるポンプの役割も活性化するでしょう。結果的に血流がアップし、冷え性やむくみなどの改善にも期待できます。
セルライトの改善を助ける
EMSでは血液やリンパの流れを改善することで、セルライトの除去を助ける効果が期待できます。
セルライトとは皮膚の脂肪細胞と老廃物が合わさって固まったもののことです。血液・リンパの流れが滞るとセルライトができやすくなり、たくさんできると肌の表面がでこぼことした状態になります。
EMSによる刺激で血行が促進されれば、たまった老廃物が排出されやすくなるでしょう。ただし、あくまで老廃物が除去されやすくなるだけなので、根本的な原因である脂肪を減らせる訳ではありません。
腰痛や肩こりの緩和につながる
EMSにより血流がスムーズになることで、腰痛や肩こりの緩和につながる可能性があります。肩こりや腰痛は、血行不良で疲労物質が蓄積することで、筋肉がこわばったり緊張したりして発生します。
そのため血流が促進されると、腰痛や肩こりの緩和につながるでしょう。またインナーマッスルが鍛えられれば、肩こり・腰痛の原因である姿勢の悪さが改善されやすくなります。
まとめ
筋肉に電気刺激を与えるEMSは家庭として販売されているものもありますが、整骨院で使用されているEMSは家庭用以上の高出力のため、より高い効果が期待できます。基本的には施術やリハビリのために置かれているものですが、整骨院の中にはインナーマッスルトレーニングなどのため活用しているケースもあります。 インナーマッスルのトレーニングや筋力キープ、肩こり・腰痛の緩和などをしたい方は、整骨院でEMSを受けてみましょう。