整骨院で保険適用可能な施術の種類について
2023.2.28 重要おすすめ記事整骨院では症状に合わせてさまざまな施術を受けられます。施術によっては全額自己負担になりますが、一部の施術は保険適用となるため、整骨院に行こうと考えているのなら、どのような施術が保険適用可能なのかを知っておくことが大切です。
本記事では、整骨院で保険適用可能な施術の種類について解説します。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
整骨院で保険適用可能な施術
整骨院で保険適用になるかどうかは、施術の種類ではなく症状の状態によって異なります。保険が適用されるのはケガを治療する目的で行われる治療です。
代表的なケガには以下のようなものがあります。
- 打撲
- 捻挫
- 挫傷
- 骨折
- 脱臼
- ぎっくり腰
これらのケガを治す目的で行われる電気施術や温熱施術、マッサージなどの施術は保険が適用されますが、骨折と脱臼の場合は緊急での応急処置を行う場合を除いて医師の同意が必要です。
またぎっくり腰は、緊急をともなう症状がある場合のみ保険が適用になります。
整骨院で保険が適用されないケース
整骨院ではさまざまな理由で保険適用がされないケースがあります。具体的には、腰痛や肩こりなどの慢性的な症状を改善する目的での施術や、骨格・骨盤矯正、姿勢矯正、ダイエット整体、肉体疲労を改善するためのマッサージなどです。
また、病院で受診を受けている症状に対して整骨院で施術を受けた場合も、重複受診となるため保険は適用されません。交通事故など何らかのケガによる後遺症に対する施術も保険の対象外です。
同じ施術でも状況によって保険適用可能かどうかが変わる
整骨院ではさまざまな施術が行われますが、例えば、同じぎっくり腰だったとしても、症状や状況によって保険が適用になるかどうかは変わってきます。
整骨院に行く前に保険が適用になるかどうかを知りたいという場合は、事前に整骨院に症状や状況を伝えて確認するようにしましょう。
【まとめ】
同じ施術でも保険適用のケースと適用されないケースがある
今回紹介したとおり、整骨院の施術に保険が適用されるかどうかは、施術の内容で決まるものではありません。一般的にケガを治療する目的で受ける施術は保険適用になりますが、慢性的な肩こりや腰痛は保険適用外です。
保険適用の場合、3割の自己負担で施術を受けられるのが大きなメリットです。ただ、保険適用の場合は施術できる範囲が決められているというデメリットもあるため、自費診療とよく比較することが大切です。 自分では保険適用かどうかを判断できない場合は、事前に自身の症状を伝えて、保険が適用になるかどうかを相談してから行くことをおすすめします。