インナーマッスルの役割と鍛えるメリットを解説

2024.5.15 重要おすすめ記事

「インナーマッスル」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。インナーマッスルは体の奥深くにある筋肉のことで、体を支え、正常に動かすために欠かせない筋肉です。インナーマッスルを鍛えると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

本記事ではインナーマッスルの役割や衰えた場合に起こること、インナーマッスルを鍛えるメリットなどを解説します。体の不調や体型にお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. インナーマッスルとは
  2. インナーマッスルの役割
  3. インナーマッスルが衰えるとどうなる?
  4. インナーマッスルを鍛えるメリット
  5. まとめ

インナーマッスルとは

インナーマッスルとは、体の深層部にある深層筋のことを指しています。

人間の体には約650種類の筋肉があると言われ、大きく分けるとインナーマッスルとアウターマッスル(表層筋)に分けられます。インナーマッスルは約650種類のうち9割ほどを占めると言われていますが、アウターマッスルは一つひとつの筋肉が大きいので、インナーマッスルとアウターマッスルの総筋肉量にはそれほど差はありません。

インナーマッスルがあるのは体幹や骨、股関節、肩関節などの周りです。体の表面にあるアウターマッスルと異なり、インナーマッスルは鍛えても目で確認することはできません。また大きな負荷をかけることで比較的簡単に鍛えられるアウターマッスルよりも、深層部にあるインナーマッスルを鍛えるのは難しいとされています。

インナーマッスルの役割

インナーマッスルの役割には、以下のようなものがあります。

  • 正しい姿勢を維持する
  • 関節や骨盤を安定させる
  • 内臓を正しい位置に維持する

インナーマッスルは姿勢保持筋とも呼ばれ、正しい姿勢を維持するには欠かせない筋肉です。また関節や骨盤を安定させてアウターマッスルの働きを補助する役割も持っています。内臓をあるべき位置に維持することで、内臓の働きを正常化させたり基礎代謝を向上させたりすることもインナーマッスルの役割です。一つひとつは大きな筋肉ではありませんが、体を支えるために重要な役割を担っています。

ちなみにアウターマッスルは、関節を動かす働きを持っている筋肉です。

インナーマッスルが衰えるとどうなる?

インナーマッスルが衰えてしまうと、体をしっかりと支えることができなくなります。

姿勢が歪んでしまうため、猫背になりやすく、肩こりや首こりなどの原因になります。また骨盤が歪んでしまうので、腰痛にもなりやすいです。関節や骨盤に負担がかかると体を正しく使いにくくなるため、怪我もしやすくなってしまいます。

姿勢が悪化すると血行不良になるので、体の隅々に必要な栄養を届けることができず、冷え症の原因にもなります。女性の場合は、血行不良になることで生理痛の痛みが強くなるケースも多いです。

内臓も正しい位置に維持できなくなると、内臓の働きが弱り、基礎代謝の低下につながります。すると消化がスムーズに行われなくなり、胃腸の調子が悪くなったり便秘になったりすることもあります。基礎代謝が落ちるので、痩せにくく太りやすい体質にもなりやすいです。

インナーマッスルを鍛えるメリット

インナーマッスルを鍛えると、どのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な4つのメリットをご紹介します。

体の痛みが和らぐ

インナーマッスルを鍛えるメリットの一つは、体の痛みが和らぐことです。

体幹周りのインナーマッスルを鍛えると血行が良くなり、肩こりや首こり、腰痛などが改善されやすくなります。また関節周りのインナーマッスルを鍛えると関節にかかる負荷が軽減されるので、関節の痛みが和らぐことも期待できます。インナーマッスルによって体幹が安定し、体を正しく使えるようになると疲れを感じにくくなるでしょう。

姿勢が改善する

姿勢が改善する効果が期待できることも、インナーマッスルを鍛えるメリットです。

お腹や背中のインナーマッスルを鍛えると、背骨をしっかり支えることができるようになり、姿勢や骨盤を正しい位置に維持できるようになります。正しい姿勢で生活すれば腹筋や背筋などのアウターマッスルも刺激されるため、スタイルが良く見えるようになるでしょう。

姿勢を改善すれば、二重顎やO脚、垂れたお尻の改善にも効果が期待できます。

動作がスムーズになる

インナーマッスルを鍛えると、動作がスムーズになるメリットもあります。

インナーマッスルが強化されて関節や骨盤、骨が安定すると、体を正しく使えるようになるため、動作がスムーズになり、安定した動きができるようになります。また体幹周りのインナーマッスルを鍛えると体幹が安定するので体がブレにくくなり、バランスが取りやすくなって、怪我防止にもつながるでしょう。

ぽっこりお腹が改善する

インナーマッスルを鍛えることは、ぽっこりお腹の改善にも効果的です。

ぽっこりお腹の原因の一つに、インナーマッスルの衰えによる内臓の下垂が挙げられます。インナーマッスルを鍛えると内臓を正しい位置に維持できるので、お腹周りがすっきりするでしょう。また内臓の働きも改善するため、内臓脂肪も付きにくくなります。

基礎代謝もアップするので、全身の脂肪も落ちやすくなり、理想の体型が目指しやすくなるはずです。

まとめ

本記事ではインナーマッスルの役割や衰えた場合に起こること、インナーマッスルを鍛えるメリットなどを解説しました。インナーマッスルは体を支えるために必要不可欠な筋肉です。インナーマッスルを鍛えれば、体の不調や姿勢、ぽっこりお腹の改善が目指せます。健康で美しい体を手に入れるために、インナーマッスルをしっかり鍛えましょう。

ただし解説した通り、インナーマッスルはアウターマッスルよりも鍛えにくいとされる筋肉です。小林整骨院では特殊な電気刺を発するEMSを使って、体の深層部にアプローチできるインナーマッスルトレーニングを行っています。効率良くインナーマッスルを鍛えたい方は、ぜひ小林整骨院にご相談ください。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com