内股の原因やデメリット
2023.3.22 O脚・X脚 , 歪み矯正 , 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事いつもの立ち姿勢が、気づかないうちに内股になっていたことはないでしょうか?内股には、様々な原因がありますが、その影響は身体に大きなデメリットをもたらす可能性があります。内股を気にしている方や、内股に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。そこで、本記事では内股の原因やデメリットについて、またそれを改善し予防していく方法を詳しく解説していきたいと思います。自分自身の姿勢についても改めて意識してみましょう。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
内股の原因とは?
内股になってしまう原因は大きく3つに分けられます。
大腿骨の内旋
大腿骨が外側に比べて内側によく回旋する状態です。簡単な チェック方法としては足首をもって内側に回すと膝同士が向き合うくらいまでいきます。大部分が日ごろの姿勢不良にともなう筋、靭帯のバランス不良によって発生します。子供たちが両膝を曲げてW姿勢(Wの文字のようにみえる座り方)で座ると腸骨と大腿骨をつなぐ靭帯と、恥骨と大腿骨をつなぐ靭帯が短くなった状態になり、この状態が長期に渡ると、靭帯が固まります。靭帯と隣接している大腿骨は、短くなった靭帯の内側に回転することになって大腿骨の内旋を起こす。
脛骨内捻転
脛骨内捻転とは脛骨が内側に捻じれてしまう状態。脛骨内捻転がある場合、仰向けになった状態で膝蓋骨(膝小僧)を正面に向かせた時、足首が内側に捻じれる。小児、青少年の時期にまだ成熟されていない骨を内側に回転させた状態で体重を押して座ると脛骨は徐々に内側に歪んで脛骨内捻転を起こす。
中足骨内転
足の前方(指先の方)が後方(踵)と比べると内側に曲がっている状態の事をいう。正座したときに足の前面が内側に曲がった状態でお尻を足の上に置くため、この時にかかる体重により足の前面が後方に比べて内側に曲がってしまうのです。
内股のデメリットとは?
内股になる事によって起こるデメリットとは、まず内股歩行になり体のバランスが崩れてしまう事です。内股歩行になると猫背や骨盤の後傾・股関節の内旋が同時に起こっている可能性があり、そのまま放置して成長すると、大人になってからの膝から股関節や腰の障害に繋がりやすいです。
また内股は膝や腰に負担をかけるので股関節の血管が圧迫されて、血行不良になる可能性があります。血行不良になると、足がむくんだり、冷え性が悪化したりと様々な不調に繋がり、将来的には関節痛などの症状を引き起こす可能性もあります。
簡単な内股のチェック方法
3つありますのでご紹介いたします
靴底の減りをチェック
内股で歩く人は、靴底の内側がすり減っている傾向がありますので、靴底を見れば容易に内股かどうかがチェックできます。同様に、ヒールのかかと側の先が内側に倒れるようにすり減っている場合も、内股で歩いている傾向がありますので、よく使うヒールを確認してみてください。逆に靴底の外側がすり減っていた際はガニ股の癖を持つ人に多く見られます。
その他、立った時の足の向きが内側寄りになっていないか、ひざを接近させながら歩いていないかでチェックすることができます。
立位チェック法
膝のお皿の向きをチェックしてください。左右どちらか、もしくは両方とも内側を向いたりしていた場合は陽性としましょう。
うつぶせチェック法
股関節の外旋と内旋を検査します。うつぶせ寝で、お尻が浮かないように注意して膝の角度を90度にします。正常であれば、外旋、内旋ともに45度ぐらいになります。内股歩行の子供に特徴的なのは、この内旋が60度を超え外旋が45度以下になる場合です。外旋45度以下の場合陽性とします。(足が外側に回りにくいことを意味しています)
内股の改善に小林整骨院でできること
骨格矯正
小林整骨院で行っている『骨盤矯正』で歪みを触知して歪んでいる骨に対してアプローチしていきます。ただ筋肉だけをほぐしているだけでは一時的には動きなどの改善は見込まれますがまた元に戻ってしまいます。歪みを正しい位置に戻し関節の動きを正常化していくことが望ましいです。
筋肉矯正
骨格を整えたらそこにもちろん付着している筋肉も整える必要があります。骨格矯正と合わせることで骨格と筋肉の両面を整えていきより効果を持続させることが期待され内またの改善に大きく繋がります。
楽トレ
寝転んだ状態で簡単にインナーマッスルを鍛えていくことができます。
臀部周囲の筋力低下を補うことで股関節の内旋を改善していくことによって股関節の痛みや膝への負担を大きく減らしていくことが期待できます。
まとめ
内またはほっておくと靭帯や関節を痛めてしまったりと多くのデメリットがあり、歳を重ねていくにつれて体にその状態が形状記憶されてしまいます。早め早めの対応が内またの防止になります。内またになっていてしまっていても骨盤を整え筋力の強化をしていくことが大切になってきます。