足首が痛くて正座できない

2022.7.4 O脚・X脚 , 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事

足首が痛くて正座できない人必見!!

正座ができるようになるためには?

足首が痛く、正座ができない方へ。一様に正座ができないといっても、膝が痛い、筋肉が引っ張られる、足首が痛いと、その原因は多々あります。その中でも、今回は足首の痛みに注視し、その原因と治療方法を紹介させていただきます。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. 足首が痛くなる原因
  2. 足首が痛いと困ること
  3. 足首が柔らかいことのメリット
  4. 足首の痛みを和らげる方法
  5. 正座ができるようになるための治療方法
  6. まとめ

足首が痛くなる原因

足首のかたさ

関節は動かさないと硬くなります。足首が硬くなってしまうことは、運動をする機会の減少により生じることが多いです。また、正座をする習慣がないことも足首が硬くなる要因となります。

関節が硬くなる原因は、関節の周りを構成する組織の柔軟性の低下によるものです。組織の柔軟性が低下することで、何かの動きで関節が一定の範囲より大きく動かされると、その刺激が痛みとして感知するようになってしまいます。

骨や組織の変形

ハイヒールなどを長く履くことで足首にストレスが加わり、骨の変形を招きます。

足に負担のかかる靴を履くと、骨や関節を構成する靭帯にストレスがかかり、痛みを招く原因になります。そのため、靴選びにも注意が必要です。また、骨の変形は年齢に伴うホルモンの関係により起きやすくもなります。

ケガの後遺症

足首のケガで最も多いのが捻挫です。捻挫などのケガで過去に足首を痛めたことがあると、年齢を重ねるごとに骨や関節を構成する組織が少しずつ変形してしまい、足首が硬くなることがあります。

捻挫をすると関節を構成する筋肉のバランスが乱れ、足首に過度なストレスがかかり、痛みや関節の硬さにつながります。

足首が痛いと困ること

正座が出来ない

正座をすると足首が伸ばすことができず、痛みを生じることがあると思います。また、ケガ以外の原因として正座が出来ない方もいらっしゃいます。

しゃがむのがつらい

両足を閉じて、踵を浮かさずにしゃがむことは出来ますか?足首の硬い人がしゃがもうとすると、足首が硬いために、お尻が下がりきらず、かなり高い位置で腰が止まってしまいます。

しゃがむ体勢がとれなくなると、中腰の姿勢を強いられ、腰や背中に痛みを生じやすくもなってしまうのです。

運動能力の低下

力を最大限に発揮するためには、関節が大きく動く必要があります。足首の関節が硬くなると動く範囲も狭くなり、ふんばる力が弱くなることでジャンプ力の低下や、走る能力の低下につながります。スポーツのパフォーマンスが大きく低下します。

足首が柔らかいことのメリット

むくみの解消

足の血液は重力に逆らって心臓に戻ります。ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれ、ふくらはぎの筋肉が伸びた状態から縮むことで、足の血液が心臓に帰ってきます。このふくらはぎの筋肉を動かすには、足首の運動がもっとも効果的です。

足首を動かすことが増えれば、むくみや足の疲労感を解消することができます。

足首の痛みを和らげる方法

ストレッチ

身体を柔らかくするためにはストレッチがもっとも簡単で効果的な方法ですが、太ももやふくらはぎを伸ばすための適切なストレッチが必要になってきます。

《 踵を浮かさないようにしゃがむ》

できる限り踵を浮かさずにしゃがみます。膝や足首に痛みの生じない範囲で、しゃがんだ状態を10秒から30秒維持するようにしましょう。

《湯船の中で正座をする》

湯船の中では浮力により足首にかかる負荷も軽減されるため、正座を行いやすくなります。痛みのない範囲内で、10秒から30秒維持するようにしましょう。

正座ができるようになるための治療方法

正座ができるようになるためには、骨盤、股関節、膝関節、足関節といった各関節のバランスを整え、正常に動く状態にしなければなりません。

骨盤の歪み

骨盤

多くの人は骨盤が開き、股関節、膝関節、足関節も外側を向いてしまいます。あぐらをかいたり、足をひろげて座っていたりする時間が長いと、骨盤が歪みやすくなります。

骨盤の歪みは前傾、後傾があり、その人の座り姿勢、立ち姿勢、寝ている時の姿勢により、それぞれで緊張する筋肉に違いがあり、歪み方も変わってきます。それぞれの姿勢で歪みをチェックして矯正する必要があります。

股関節

股関節が外を向く理由は、お尻と太ももにある、股関節を内に捻る筋肉と外に捻る筋肉とのバランスが乱れているためです。

関節が外に向いていると、腰や股関節に負担がかかり、痛みが生じやすくなります。この場合、腰の骨を正しい位置に矯正し、股関節やお尻の筋肉のバランスを調節します。

膝関節

膝の曲げ伸ばしの柔軟性や、捻れをチェックし、膝の周囲の筋肉のバランスを整えます。とくに膝を曲げるためには、太ももの前と後ろの筋肉のバランスが大切なので、膝関節を調節していきます。

足関節

アキレス腱やふくらはぎ、すねの筋肉のバランスが乱れると爪先が上げにくくなります。正座をするには足関節の動きを作らないといけないので、足関節のバランスを整えます。

まとめ

一見、関節自体が悪いと思う場合でも、実は筋肉が原因であることが多いです。一様に正座ができないといっても、その原因は人それぞれです。痛みがあり正座ができないという方、一度ご相談ください!

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com