立ちっぱなしになると太ももが痛くなる理由と改善方法
2022.4.25 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事 , 関節痛普段から長い距離を歩く方や立ち仕事の方などは普通の人よりも立っている時間が長いため、足腰に負担がかかりやすいと言われています。歩いていたり、立っていたりするときに太ももの外側や内側が痛くなったことはありませんか?
今回はだるさや浮腫とは少し違った『太ももの痛み』に関して解説していきたいと思います。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
なんで太ももが痛くなるの?
なぜ立ち続けたり、歩き続けると太ももの外側(または内側)が痛くなるのかというと、それは膝を伸ばした状態で立ち続けることで、常に体重分の負荷がかかり太ももの表側にある大腿四頭筋が過緊張を起こすためです。
本来であれば膝を意図的に伸ばしたり、物を蹴ったり、重いものを持って踏ん張る時に使う筋肉ですが、立っている時間が長かったりすると普段以上に筋肉に負荷が加わるため、立っているだけでも大腿四頭筋が硬く緊張します。
筋肉は普段は柔らかくて柔軟性のある組織ですが、負担が加わり続けることで固く縮んで緊張します。緊張すると筋肉本来の動きとは異なり、場合によっては動かすだけで痛みを引き起こす場合があります。
筋肉の緊張は痛みにつながり、血流が悪くなることでだるさやしびれに繋がる場合もありますので、痛みや違和感を感じたらいち早く受診することをお勧めします。
自分でできる改善方法
自分でできる対処として一番簡単なことは安静にすることです。ダッシュやジャンプなど太ももに大きな負担をかける動きは痛みが強まる可能性が高いので控えましょう。
立って動き回るよりかは痛みが落ち着くまでは安静にしたほうが症状が悪化しないで済みます。基本的に痛みが出ている状態は『身体が何かしらの動きをしないように』というサインなので、足だけに限らず痛みが出ている場合は動きを止めて頂くことが理想です。
もし太ももの内側、外側に痛みがあり、触った時に熱を感じる場合は冷やすことをお勧めします。冷やすことで炎症を抑えることができるので鎮痛効果が期待できます。保冷剤などの冷たいものをタオルで包んで当てるといいです。保冷剤がなければ冷たい湿布なども簡単で効果的です。
痛みが落ち着いてきたら、太ももの表を伸ばすストレッチが効果的です。
様々なストレッチ方法がありますが、太ももの表側についている筋肉ですので『膝を曲げるストレッチがおすすめです。』正座した状態で後ろに重心をかけるだけでも効果はありますが、太ももに痛みが出ている人には刺激がきつすぎる場合があるので、片足ずつ折りたたむようにストレッチをする方がいいかもしれません。
太もものストレッチにはかなり沢山の種類がありますので、『大腿四頭筋ストレッチ』や『太もものストレッチ』と検索して頂くと沢山の動画がヒットすると思います。その中から自分に合ったストレッチを探してみるのもいいかもしれません。
小林整骨院でできること
ご自身でできるケアとしては、『冷やす』『伸ばす』の2つになりますが、小林整骨院で施術をさせて頂くことでさらに早い期間で症状を安定させることができます。
まず、太ももやふくらはぎに負担が掛かり過ぎている人は骨盤や腰に負担が加わっている人がとても多いので骨盤矯正で骨格からしっかりと整えていくことが効果的です。
骨格の歪みがあると普通に立っている状態でも普通以上に太ももに負担がかかってしまう場合があるので、骨盤などの土台を整えることで必要以上に太ももに負担を掛けないように対処することができます。加えて当院の筋肉矯正で、筋肉を正しい動きに戻すことで劇的に症状の緩和が期待できます。
まとめ
いかがでしたか?立っている時の太ももの痛みを緩和するためにお手伝いできたでしょうか?
痛みといっても人それぞれですので、『物凄く痛すぎてどうしようもない!』って方はもちろん『動けないほどではないんだけど違和感が出てきた』って人も大歓迎です。
日本人は痛みを我慢する傾向にあるので、本来は施術を受けるべき状況でも『まだ大丈夫かな?』と我慢する人がいます。ただ一つ知っていただきたいことは、どんな症状でもいずれ悪化していくということです。
今はまだ大丈夫だと思っていてもいずれ症状は悪化して治療をしなくてはいけなくなります。今すぐに施術を受ければ数回で緩和する症状も悪化することで治療期間も伸びて、太ももだけではなく足首や膝といった関節の痛み、最終的には腰痛に繋がったりなどいち早く改善した方がいい症状です。
小林整骨院では痛みが出ていない人でも『メンテナンス』として通われる方がいますので、そんなに症状が気にならない場合でも早めに来院することをお勧めします。
他の症状についてもコラムでまとめていますので、ぜひご参考ください。