こむら返りの原因と対処法を解説!
2023.3.28 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事 「こむら返り」と聞くと、誰もが経験したことがある「痛み」を思い浮かべることでしょう。寝ているときに突然、足や太ももが激しい痛みに襲われ、身動きが取れなくなる。一度経験すると、その痛みを恐れる人も多いのではないでしょうか。しかし、こむら返りは適切な予防方法や対処法を知っておけば、あまり恐れる必要はありません。今回は、こむら返りの原因や対処法について解説します。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
こむら返りとは?
いわゆる「足がつる」というやつです。筋肉が痙攣を起こして異常に収縮し、固くなっている状態ですね。ちなみにこむら返りの「こむら」はふくらはぎを指します。ただ、太ももや足の裏など、足を中心に全身に起こる可能性があります。
運動後なんかもそうですが、寒い冬の朝方によくこむら返りが起こる・・・なんて方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな辛いこむら返りの原因と対処法について解説していきます。ではいきましょう。
こむら返りの原因は?
こむら返りの原因については様々な見解がありますが、実はこれが原因!というものははっきりは分かっていません。
ただその中でもよく挙げられるのが水分・ミネラルの不足、筋肉の疲労、冷えなどが主に関係してくると言われています。
筋肉というのは、伸び縮みすることで身体を動かしたりとか、力を発揮します。この時に伸びすぎたり縮みすぎたりしないように身体が上手にバランスをとっているのですが、このときに水分とかミネラルが不足したり、筋肉が疲れていたり、そもそも冷えて血流が悪かったりすると、バランスが崩れて、結果、痙攣や異常な筋肉の収縮に繋がると考えられています。
このようなことが主に原因だと考えられていますが、では生活の中で実際にこむら返りが起きやすい場面は次の3つです。
- 筋肉がとても疲れている時やむくんでいるとき
- 冷えているとき
- 汗をたくさんかいたとき
では順番に説明していきましょう。
①筋肉がとても疲れているときやむくんでいるとき
例えば立ちっぱなしや長く歩いた後、運動をした後などで、筋肉が疲れていると筋肉がバランスよく伸び縮みしてくれません。その状態で急激な負荷がかかったり、ふと力が入ったときに一気にこむら返りが起こります。
ただここで「わたしはデスクワークで全然足が疲れていないのにこむら返りになるときがある・・・」と思ったそこのあなた。筋肉を使い過ぎるのももちろん負担なになりますが、筋肉を「使わなさすぎる」ということもあまり良くないんです。
特によくこむら返りが起きるふくらはぎの筋肉というのは「第2の心臓」と呼ばれているんですね。どういうことかというと、ふくらはぎは身体の筋肉の中で最も血流量が多いといわれています。さらに、心臓から足先まで送られてきた血液をもう一度心臓まで送り返すという、いわゆるポンプの役割も担っているんですね。
つまりデスクワークなどで長く座っている状態が続き、このポンプを動かさない状態が続くと、足の血流が悪く、むくみ、結果的に疲労物質が流れずに疲れた状態ができあがります。なので、筋肉を使い過ぎても使わなさ過ぎても、筋肉は疲労する、という事を覚えておいてくださいね。
②冷えているとき
冬の朝方によくこむら返りが起こる・・・という方も多いのではないでしょうか?それは「筋肉が冷えている」からなんですね。筋肉が冷えている状態というのは身体から熱を逃がさないように血管がキュッと細く収縮している状態なんですね。
これだと、先ほど挙げた原因①のように血流が滞ってしまうので、例えば無意識に寝返りをうったときなどにふと身体にぎゅっと力が入って筋肉がびっくりする、こむら返りが起こる、というわけなんです。その真逆で冷えているとき以外に、夏の熱中症なんかでもこむら返りが起こったりもするのですが、それはこの後に挙げる原因③が深く関わってくるので今からご説明します。
③汗をたくさんかいたとき
汗をたくさんかいたときというのは、身体から水分とミネラルが放出されているときなんです。筋肉がバランスよく伸び縮みしているときというのは、この水分とミネラルがちょうどよく筋肉に供給されていないといけないわけなんですよね。
となると、汗をたくさんかいたときに、きちんと水分もミネラルも補給してあげないと、こむら返りの原因になります。先ほど申し上げた熱中症というのは、まさにこの状態ですよね。汗をたくさんかいて水分とミネラルが不足しているときです。
ただ、実は真夏だけではなく、寒い冬でも人間は常に微量の汗をかいて体温を調節しています。寝ているときなんかでもコップ1杯ぶんの汗はかくといわれていますので注意しましょう。
こむら返りの対処法は?
ここからはこむら返りの対処法について解説していきます。
こむら返りは急にやってきて痛みも大きく伴いますので、いざ起きると焦ることもあるかもしれませんが、要は筋肉が急激に収縮しているだけですので落ち着いて収縮を解いてあげることが重要です。対処法としては次のようなものです。
- 足を伸ばして自分の手でつま先を持ち、前屈の要領でふくらはぎを伸ばす。
- 立ったままアキレス腱を伸ばすようにふくらはぎを伸ばす。
以上のようなことが、簡単にできる対処法です。
あとは水分と一緒にミネラルも補給をする、お湯や蒸しタオルなどで温める、ということも効果的でしょう。とにかく筋肉を伸ばして柔らかくして水分・ミネラルを摂るんだ、ということを覚えておいてください。
こむら返りの予防 小林整骨院でできること
では日ごろからこむら返りを予防するにはどうしたらいいのか?主には原因で挙げた3つの状態を起こりにくくしていけばいいわけです。
私たち小林整骨院グループでは次のような施術を施します。
骨格矯正
普段から足が疲れていたり、余計に負担がかかっていたり、そこに巡る血流が悪い状態、というのはそもそも骨格からバランスが崩れている、から足が余計に疲れているということが多いです。まずは骨格矯正で身体の軸から最も負担の少ない状態を作ってあげることにより、筋肉が疲れにくくしていきます。
筋肉矯正
こむら返りが良く起こる方というのは、筋肉のはたらきや固さが正常ではない状態です。正常な筋肉のはたらきを取り戻すために筋肉を本来のしなやかな、血流のいい状態に戻してあげることが目的です。血流が上がると筋肉は温まるので、普段、手足が冷えている方にもおすすめです。
耳つぼダイエット
そもそもの身体の負担を全部解決してしまおう、というプランです。例えばここ最近5キロ太ったとしたら、太る前のあなたに比べると毎日5キロのリュックをずっと背負っている状態ですよね。当然、座ってても歩いてても寝てても、身体には負担なわけです。身体が重いと当然負担は大きいので、体に合った健康体重でいることはとても大切なことです。
その他にも耳つぼダイエットは代謝や体質、腸内環境を良い状態へ整えますので、先ほど述べた①骨格矯正②筋肉矯正の施術を受けるにしても、それらの効果が段違いに変わってきます。
以上が小林整骨院でできるこむら返りへの予防策となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「こむら返りの原因と対処法」について解説させていただきました。今述べた症状や原因なんかに当てはまらない場合でも、小林整骨院グループでは「あなたの身体」を最大限に良くする施術を身体のプロたちがご提供します。もし興味を持った方は、小林整骨院公式ホームページよりメールまたはお電話などでお気軽にお問い合わせくださいませ。