ぎっくり腰になった時の対処法と楽な姿勢を解説
2021.11.1 腰痛・ぎっくり腰 , 重要おすすめ記事皆さんはぎっくり腰になった経験はありますか?
ヨーロッパでは、ギックリ腰になった時の痛みがきついので「魔女の一撃」とも言われています。普段はぎっくり腰と言われていますが、診断名ではなく分かり易いように使われています。正式名は「急性腰痛症」と言います。
ギックリ腰になると
- 起き上りができない
- 寝返りが出来ない
- 歩けない
上記の痛みになり日常生活に支障が出ることが多いです。
ぎっくり腰になる原因は人によっても違いますが、慢性的に腰痛の人がなりやすいです。日本では腰痛で悩んでいる人の数は全国で約2800万人、人口の1/4になります。(※厚生労働省2015年国民生活基礎調査)
慢性的な腰痛の状態の時に、過度な負担がかかるとなりやすいです。今回は「 ぎっくり腰」になった時の対処法と楽な姿勢をお伝えさせて頂きます。
目次
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰とは、重いものを持つとき・腰をねじる動作を行った時に起こることが多いです。原因はさまざまですが、筋肉の過緊張・関節・靭帯に許容範囲以上の負担がかかり、その負担に耐え切れずに損傷してしまった時になる事が多いです。
ぎっくり腰で、損傷した部分に炎症が起きるので痛みがきつく、熱を持っているので熱く感じます。普段から慢性的に腰痛の人は、日常生活から腰の筋肉・骨に負担がかかっている状態ですので、急激な負担に弱いので気を付けてください。
ぎっくり腰になった時にどうすればいい?
ぎっくり腰になると、始めは損傷した場所の炎症がきつく、起き上りや・立ち上がろうとするだけでも激痛が走って何もできない状態になります。しかし、その時に間違った対処法をしてしまうと悪化しますので、正しい対処法・間違った対処法をご紹介します。
ご自身で出来る対策法
正しい対処
- アイシング(冷やす)
- 安静にする
正しい対処としては、ぎっくり腰になった2~3日は炎症がきつく無理に動かすと、炎症が悪化してしまう可能性があります。
その時は患部をしっかりアイシングをして冷やすこと・安静にすることで悪化せずに炎症を取り除く事が治る期間にも影響してきます。
間違った対処
- 温める
- 無理にストレッチをする
間違った対処としては、温める・無理にストレッチをすると、炎症が悪化する恐れがあるので要注意です。
炎症が収まってからストレッチや身体を動かすと腰が楽になりますが、ご自身で判断せず病院や整骨院で炎症が収まったと判断してもらってからにしましょう。
小林整骨院でできる治療
小林整骨院では、主に出来る治療が2つあり、筋肉矯正・骨格矯正です。まずは、骨格矯正と筋肉矯正とは何か簡単にご紹介します。
骨格矯正
人の身体は頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・骨盤で構成されており、日常生活や仕事などで負担がかかり、背骨や骨盤が歪んでしまいます。歪みから痛みが出ますので、その歪みを矯正で治します。
筋肉矯正
人の身体には、約600もの筋肉が存在しており、身体を動かす際には必ず筋肉が働いて身体を動かします。日常生活の悪い姿勢や、身体を動かした際に筋肉に負担がかかり、負担が蓄積されると筋肉は固まってしまい、動きがわるくなり痛みが生じます。
その硬くなった筋肉の負担を取り除くのが筋肉矯正になります。
ぎっくり腰の治療
小林整骨院では、先ほどご紹介した筋肉矯正・骨格矯正で施術します。ぎっくり腰は炎症が起きているけど、施術して大丈夫?と不安の声をよくお聞きしますが、炎症が起きている部位や筋肉を直接しない限り大丈夫です。
始めに骨格矯正を行います。
ぎっくり腰になってしまうと、腰の骨や骨盤に大きく負担がかかり歪んでしまうため、その歪みを治すために骨格矯正を行います。
歪みが整うことで、過度に負担がかかっていた負担が軽減され、身体のキズや痛みを治す力の自然回復力も高めることが出来るので、普段よりも治りを早めることができます。
次に筋肉矯正を行います。
骨格矯正で骨は整っているので、負担がかかった筋肉を緩める必要があります。
ぎっくり腰になると、人によって負担のかかる筋肉が変わってきますが、主にお腹の筋肉・脚の筋肉などに過度に負担がかかってきます。負担がかかり過ぎると、筋肉が硬くなり動きに痛みが出るので、筋肉矯正で筋肉を緩めて負担を軽減していきます。
ぎっくり腰時の楽な姿勢
ぎっくり腰になると、どんな姿勢や寝ていても痛くなるので楽な姿勢をご紹介します。
- 横向きで寝て、腰を丸めて膝も曲げひざ下にクッションを入れる
- 仰向けで寝て、膝を曲げてクッションを膝下に入れる。
- 仰向けで寝て、低めの台に足を上げる
ぎっくり腰の時は、腰に負担のかかる体制は痛みが出るので、避けたいです。
ぎっくり腰や腰に痛みが出ている状態で、仰向けで脚を伸ばして寝ると痛みが出ます。人の身体の構造上、仰向けになり脚を伸ばすと腰に力が入りやすいので、痛みになります。腰を丸める・膝を曲げる体勢は腰の筋肉が伸びないので、痛みがでにくい姿勢となります。
ぎっくり腰の予防
ぎっくり腰の予防は様々ありますが、主な予防をご紹介します。
- 筋肉(インナーマッスル)を鍛える
- 柔軟性を高める
- 普段から負担を貯めない
上記3つが主な予防になります。
筋肉(インナーマッスル)を鍛える
ぎっくり腰になる人は、筋力不足の人がほとんどで、特にインナーマッスルが弱っていると危険です。インナーマッスルは腰の負担を軽減してくれ、姿勢を良くしてくれます。
そのインナーマッスルが弱っていると腰に負担がかかりやすくぎっくり腰になりやすいです。インナーマッスルを鍛えるためには、体幹トレーニングがオススメです。
柔軟性を高める。
身体が硬い人は腰痛になりやすいと発表されており、それだけ柔軟性のない人は腰痛になりやすく、そうなってしまうとぎっくり腰にもなりやすいので危険です。
身体が硬い人は、下の物を取るときや普段の日常生活でも身体の動ける幅に制限がかかりやすく、その分負担も貯まりやすく痛める原因になります。柔軟性を高めるために、お風呂上がりのストレッチがオススメです。
普段から負担を貯めない
腰痛の人はぎっくり腰になりやすいので、普段から腰の痛みが続いている状態は危険です。
負担を貯めない為の対策としては
- 毎日お風呂に入る
- 最低でも7時間は睡眠をとる
- 整骨院でケアをしてもらう。
上記が負担を貯めない為にオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ぎっくり腰になってからの治療法と楽な姿勢をご紹介させて頂きました。ぎっくり腰になってからでは遅くはないですが、ならない為に普段からご自身でしっかりと対策とお身体のケアをお願い致します。
ぎっくり腰になって辛い方は最寄りの小林整骨院にお越し下さい。しっかりとお身体診させて頂きます。