脊柱管狭窄症でやってはいけない事
2022.2.9 腰痛・ぎっくり腰 , 足・足の裏の痛み , 重要おすすめ記事皆さんは、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)という名前を知っていますか?最近はテレビなどで聞く機会もあるかと思います。しかし、脊柱管狭窄症が実際どのような症状なのか、普通の腰痛とは何が違うのかご存じですか?
脊柱管狭窄症とは、神経の通り道である脊柱管が何らかの原因で狭まって神経を圧迫したり、周囲の血流循環が悪くなって起こります。神経に問題が起こると、腰や足に痛みやシビレが出てきます。症状が進行してくると、足に力が入らない、尿の出が悪くなるなどの症状が出てきます。
安静にしている時には何もありませんが、体を伸ばしたり、歩いたりしたときには太ももから下にかけてシビレが出てきます。
脊柱管狭窄症のチェックポイントを紹介していきます。
- シビレや痛みはしばらく歩くと強くなり、休むと楽になる
- しばらく立っているだけで、太ももからふくらはぎやすねにかけてシビレたり痛くなる
- 年齢が60歳以上
- 両足の裏側にシビレがある
- お尻の周りにシビレがある
- シビレや痛みは足の両側にある
- 前かがみになると、シビレや痛みは楽になる
- シビレはあるが痛くない
- シビレや痛みで、腰を前に曲げるのがつらく靴下を履くのが難しい
以上の項目が、脊柱管狭窄症のチェックポイントになります。
同じような症状で腰椎椎間板ヘルニアというものもあり、その症状との鑑別にもなりますのでぜひチェックしてみてください。では、実際に脊柱管狭窄症になってしまった時に気をつけないといけない部分は何なのでしょうか?反対に行ってもいい運動やリハビリテーションについても解説していきます。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
脊柱管狭窄症でやってはいけないこと
冒頭に脊柱管狭窄症の症状についてご紹介しましたが、その症状を引き起こしてしまう動作などがあります。その動作や動きなどをご紹介していきます。
基本的には、腰を後ろに反らすような動きを避けた方がいいです。なぜなら、後ろに反る動きは脊柱管が狭くなり、神経を圧迫します。症状が悪化する危険性があるためです。
もし、ウォーキングなどで急な痛みが出た場合は症状を悪化させないように安静にするのも1つの方法です。痛みが治まったのなら筋力や柔軟性の低下を避けるために無理をしない程度に適度な運動をするようにしましょう。
腰を大きく反らしたり、捻るような動作は神経を圧迫してストレスがかかってしまうので注意が必要です。具体的には、ゴルフのスイングやヨガのポーズなど腰を痛める動作があり、特にゴルフは捻る動作がメインになるので注意が必要です。
脊柱管狭窄症でしてもいい運動
やってはいけないことに関して先ほどご紹介した通りですが、反対に行ってもいい運動についてもご紹介してきます。
脊柱管狭窄症で行っていい運動やリハビリテーションとしてウォーキングが挙げられます。ウォーキングは下半身の筋力や姿勢を保つために重要です。しかし、痛みが出ては意味がないので痛みが出ないような距離や時間で無理をしないことが大事です。もし、痛みが出てしまったときは安静にして体を休めましょう。
腰の負担を減らすために杖などを利用し、腰が反らないようにする方法があります。しかし、杖を利用することにで前かがみの姿勢が長時間続き、腰に負担が帰ってかかることがあります。こまめな休憩を取り、腰の負担をなるべく減らしウォーキングしましょう。
さらに、ウォーキングをするのがきつい人には、腰にかかる負担が軽い自転車をオススメします。自転車は痛みの原因である神経への圧迫も軽くなった状態で運動ができます。また、自転車同様にエアロバイクも脊柱管狭窄症時にできる運動なので、オススメです。
運動をすることで、脊柱管狭窄症自体が治ることはありません。しかし、症状を悪化させないように注意しながら、できる運動を続けていくことが大事です。
小林整骨院で出来ること
しかし、脊柱管狭窄症の症状が良くならずに中々運動をすることが難しくなってくる方もいると思います。
そこで、小林整骨院ではどんな施術が出来るのかを紹介していきます。小林整骨院では骨格矯正をメインで施術を行っています。骨格矯正の効果は、骨格の歪みを正すことで歪みから生じていた血管や神経の圧迫を軽減することができ、血流循環や緊張していた筋肉の緊張を取ることが可能です。
結論から言うと骨格矯正で脊柱管狭窄症を治すことはできません。しかし、骨格矯正を行うことで脊柱管狭窄症からくる症状などを緩和させることは可能です。脊柱管狭窄症の症状の一つに間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状があります。間欠性跛行とは、少し歩くと痛みやシビレが原因で歩けなくなり、少し休むと楽になりまた歩けるようになる状態をいいます。
当院の骨格矯正を行うことにより神経の圧迫が軽減され、間欠性跛行などの症状が改善された例があります。間欠性跛行(かんけつせいはこう)が改善されることで、今まででは何回も休憩を挟まないと歩くことが難しかった方が、骨格矯正を続けることにより、その休憩の回数が少なくなっていく可能性があります。
その結果、間欠性跛行が軽減され以前より楽に生活を送って頂いている患者さんの声も多く頂いております。もし、脊柱管狭窄症が原因で痛みが悪化しその痛みから解放されたいのなら、ぜひ当院の骨格矯正を受けてみてはいかがでしょうか?
まとめ
このように脊柱管狭窄症は脊柱管が何らかの理由で狭くなり、神経を圧迫などして起こります。そのため腰の神経を圧迫させる恐れがある後ろに反る動作や腰を捻る動作は、出来るだけ避けるようにしましょう。
ウォーキングなどをしている時に急な痛みやシビレが出た場合は安静にするようにしましょう。症状の方が悪化していた場合は、小林整骨院の骨格矯正を受けて頂いて施術の効果を体験していてはいかがでしょうか?