前屈障害型腰痛の原因、対処法について解説!
2022.8.18 腰痛・ぎっくり腰 , 重要おすすめ記事皆さんはこんな経験ありますか?
- デスクワーク中での腰痛
- 中腰姿勢からくる腰痛
それは前屈障害型腰痛の可能性が高いです。今回は前屈障害型腰痛の原因と対処法をご紹介させて頂きます。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
前屈障害型腰痛とは
前屈障害型腰痛は、前屈したとき(前かがみ姿勢になったとき)に腰に痛みが出る腰痛です。日本人の腰痛の40%が前屈障害型腰痛と言われています。
前屈障害型腰痛の原因
腰痛の原因となりやすい動作や作業は以下の通りです。
- 力仕事
- デスクワーク
- 自動車の運転
- 農作業
デスクワーク中での足を組んだり、肘をついたりする悪い姿や勢農作業での中腰姿勢からの不適切な動作の切り替えが大きく影響します。
引き起こさないポイント
日常生活での姿勢に気をつける
無意識で気づいていない自分の癖を見直してみましょう。
腰痛がある方の多くは、足を組む、頬杖をつく、立位での片足重心、猫背、反り腰といった癖があります。意識して姿勢に気をつけましょう。
長時間同じ姿勢をとらない
長時間の座位や立位での同一姿勢は腰にとても負担がかかります。
最近ではスマホ、パソコンを長時間操作する時間が増え、大人だけでなく子供の腰痛も増加傾向にあります。
30分~1時間に一度は身体を動かすようにしましょう。
適度な休憩、睡眠、栄養
長時間同じ姿勢が続かないようにするためにこまめにストレッチやトイレ休憩、デスクを離れての水分補給で身体を休めたり十分な睡眠と栄養補給が身体をしっかり回復させてくれます。
治す方法
正しい姿勢をとる
猫背や反り腰、足を組む、頬杖をつくことで姿勢が悪くなり腰を痛める原因になるのでこのような姿勢にならないように注意しましょう。
意識するコツとしては、腹筋を使うことで体幹で身体を支えられ腰への負担が軽減されます。
ストレッチ
【お尻のストレッチ】
- イスに座り、左脚の外くるぶしを右ひざの上に乗せる。左手で左ひざを下に軽く押す。
- 軽く胸を張り、身体をゆっくり前に倒す。
- 無理の無いように倒せるところまで倒したら30秒間キープする。
脚を入れ替えて反対側も同様に行う
【前もものストレッチ】
- 立位で片足をつかみ、踵をお尻に近づける
- 膝を後にひき、30秒間キープ
反対も同様に行う
※バランスが悪い場合は壁などに手をつき、倒れないように注意する
【ふくらはぎのストレッチ】
- 片足を後に下げる
- 後ろ足の踵があがらないように前足に体重をのっけて、後ろ足の足首を伸ばす
- 30秒間キープ
- 反対も同様に行う
筋力トレーニング
痛みが軽減したら体幹を支える為に腹筋背筋の筋力トレーニングも行っていきましょう。
【プランク】
- うつぶせで肘と前腕をつき、身体をまっすぐにしてつま先立ちをする
※肩と腰と踵とくるぶしが一直線になるようにする
※腰がそったり、お尻が上がり過ぎないようにする
【サイドプランク】
- 右のわき腹を下にして寝そべり、右ひじを肩の真下について身体を支える
- 右肘と脚で身体を支えて身体を持ち上げ、肩からかかとまで一直線にする
バランスがとりにくい方は両足を少しずらすことでバランスがとりやすくなる
早期受診のすすめ
- 安静にしていても腰が痛い
- 腰の痛みが悪化した
- 痺れ
などがある場合は、病気のリスクが考えられます。
- 婦人科の病気:子宮筋腫、子宮内膜症
- 血管の病気:解離性大動脈瘤
- 消化器の病気:胆のう炎、十二指腸潰瘍
- 泌尿器の病気:尿管結石
小林整骨院でできること
セルフケアである程度痛みがとれても、すぐに痛みが戻ってしまう経験がある方が多いのではないでしょうか。
痛みが出ない身体をつくっていく上で、小林整骨院でできる施術についてご紹介していきます。
骨格矯正
骨格矯正は身体の痛みの根本となる骨格の歪みをとることで根本治療を行います。骨格矯正には36年の実績と信頼があり、多くのトップアスリートも受けている技術です。
筋肉矯正
筋肉の歪みや硬さが痛みを生み出します。筋肉矯正を行うことで筋肉が緩み血流改善と痛みの軽減をしていきます。
ストレッチ
自分では伸ばしきれない筋肉を、プロの施術家がパーソナルストレッチで筋肉の1つ1つを丁寧に伸ばします。縮まった筋肉をストレッチすることで血流改善を図ります。
筋力トレーニング
EMSを使ったトレーニングや関節トレーニングで、衰えた筋肉をしっかり使えるようにして骨格を安定させます。
耳ツボダイエット
耳にはダイエット効果や体質改善につながるツボもあります。そのツボを刺激し、ダイエット効果を目指すのが耳つぼダイエットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多くの方が身体を正しく使っているようで無意識に歪みがある。姿勢を正してみると普段使っていなかった筋肉が痛く感じる。といったように意識してみると思った以上に身体の歪み、筋肉量の低下に気付くと思います。姿勢も正しく理解して意識すれば腰の痛みのリスクを最大限下げることができます。
普段当たり前に行っている動作や姿勢が腰痛を引き起こす原因に大きく関係してくることを理解していただけたでしょうか。
これを機会に自分のお身体と真剣に向き合っていただきたいと思います。