乾燥肌には美容鍼がおすすめ!効果的な理由を解説
2024.2.7 美容 , 重要おすすめ記事 , 鍼治療毎日しっかりスキンケアをしているのにもかかわらず、乾燥肌に悩まされることはないでしょうか。特に秋冬は、いつもよりも肌の乾燥が気になってしまうこともあるでしょう。
乾燥肌にはさまざまな原因があり、それぞれの原因に沿った対処法が必要です。そこで今回は、乾燥肌の原因や、乾燥肌対策に効果的な美容鍼について解説します。
目次
乾燥肌の原因
乾燥肌は空気が乾燥する季節に気になりやすいものですが、その原因は空気の乾燥だけではないことが少なくありません。乾燥肌を招く原因には、以下に挙げる4つの要素があります。
スキンケア不足
クレンジングと洗顔でしっかりと汚れを落とし、化粧水や乳液で保湿ケアをして肌に水分を補給するのは、スキンケアの基本です。この手順が不十分だと、水分不足により肌が乾燥してしまいます。
毎日保湿ケアをしていても乾燥肌に悩まされる場合は、クレンジングでメイクを落とし切れていなかったり、化粧水や乳液の量が不足していたりと、スキンケアの方法が間違っているのかもしれません。特にメイクを落としきれていないと、ターンオーバーで剥がれるはずの角質が肌にとどまってしまい、角質が厚くなる「角質肥厚」を起こしてしまいます。
しかし、メイク落としや洗顔時にゴシゴシ肌をこすることも、乾燥肌を引き起こす原因となります。洗顔時はたっぷりの泡で肌をこすらないように優しく洗い、十分な量の化粧水と乳液でしっかり保湿することが大切です。
肌のバリア機能の低下
肌は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、このうち表皮の最も外側にある角層は、外部刺激などから肌を守るバリア機能を持っています。しかし表皮が刺激や紫外線、栄養不足などによってダメージを受けると、バリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下した肌は、角層に隙間ができてしまうため、水分が蒸発しやすい状態です。そのため、乾燥肌を招いてしまうというわけです。
慢性的なストレス
慢性的にストレスを受けていると、自律神経が乱れて肌が乾燥することがあります。自律神経の乱れは、肌のターンオーバーにも影響を及ぼすためです。
また、ストレスを感じたときに分泌されるホルモン「コルチゾール」も肌へ影響する場合があります。なぜならコルチゾールは、肌のうるおいを保つ役割のあるセラミドを分解する働きがあるためです。ストレスによりセラミドが減少し、バリア機能が低下すると、より一層乾燥肌が悪化する悪循環に陥ることも考えられます。
生活習慣の乱れ
栄養の偏りや睡眠不足など、生活習慣の乱れはターンオーバーを低下させるので、乾燥肌の原因となります。正常なターンオーバーには皮膚の材料となるタンパク質の摂取が必要なので、タンパク質を多く取るよう心がけましょう。またタンパク質を吸収するためのビタミン・ミネラルをバランス良く摂取することも大切です。
また睡眠中はターンオーバーを促進する働きを持つ、成長ホルモンの分泌が活発化します。そのため睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。正常なターンオーバーに近づけるためには、十分な睡眠時間の確保も必要です。
肌の乾燥に美容鍼がおすすめの理由
乾燥肌を改善する方法としてもう一つおすすめしたいのが、美容を目的とした鍼治療の一種である美容鍼です。具体的に美容鍼にはどのような効果が期待でき、どうやって乾燥肌を改善に導いてくれるのか、解説します。
肌の内側からアプローチできる
美容鍼の特長は、肌の内側から乾燥肌の原因にアプローチできることです。
美容鍼は体のツボに鍼を打つことで、血流の促進を助けます。さらに鍼の刺激で免疫細胞を活性化させることにより、新陳代謝が活発になる効果も期待できます。その結果、肌のターンオーバーが整い、バリア機能が改善して、乾燥肌の改善につなげられるというわけです。
また美容鍼の後にスキンケアを行うと、美容鍼によって開いた穴からスキンケア成分が浸透しやすくなり、普段使っているスキンケアアイテムでも効果を実感しやすくなるでしょう。
リラックス効果がある
美容鍼は体のツボに刺激を与えることで体の緊張をほぐすので、リラックス効果が期待できます。さらに血流もアップさせて、自律神経が整うのを助けます。
ストレスによる自律神経の乱れが原因の乾燥肌には、リラックス効果と血流改善効果の両方を得られる美容鍼が効果的です。
まとめ
乾燥肌は空気の乾燥のように外的な要因だけが問題となるわけではなく、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因となる場合も少なくありません。このような原因の乾燥肌は、肌の表面だけをケアするのでは改善しないこともあります。
そのような方には、体の内側からアプローチできる美容鍼がおすすめです。しっかりスキンケアしているのに乾燥肌が改善しない方は、美容鍼で体の内側から乾燥肌対策をしてみてはいかがでしょうか。