美容鍼の効果は？メリット・デメリットや通院する間隔を紹介

加齢とともにお肌の悩みは増えていきます。シミやくすみ、シワ、たるみなどの肌トラブルに効果があるとされているのが、体のツボを刺激する美容鍼（びようしん／びようばり）です。他の美容法と比べて美容鍼には即効性があり、施術後すぐに効果を実感できます。

本記事では、美容鍼の4つの効果やメリット・デメリット、美容鍼の効果を長持ちさせるための施術の頻度をわかりやすく解説します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

美容鍼の4つの効果
美容鍼のメリット・デメリット
まとめ

美容鍼の4つの効果

鍼治療は中国の伝統医学が基になった治療法です。鍼（はり）で全身のツボを刺激することで、血のめぐりの改善や新陳代謝の促進が期待できます。

鍼治療の中でも、美容鍼は肌荒れや肌トラブルの改善などの美容効果が期待できるのが特徴です。人間の皮膚は、表皮（ひょうひ）、真皮（しんぴ）、皮下組織（ひかそしき）の3つの構造に分かれています。美容鍼では、皮膚の奥にある真皮層に働きかけ、お肌の調子を内側から整えます。美容鍼には即効性があるため、施術後すぐに効果を実感することが可能です。美容鍼の4つの効果を簡単に説明していきます。

コラーゲンの生産を促進する

美容鍼には皮膚の真皮層を刺激し、コラーゲンの生産を促進する効果が期待できます。お肌のシミやくすみ、たるみの原因の一つが、真皮層のコラーゲン繊維の不均一化です。美容鍼で真皮層のコラーゲンのバランスを整えることにより、内側からお肌に潤いをもたらします。

表情筋をリフトアップする

美容鍼には、顔の筋肉（表情筋）をリフトアップする効果も期待できます。疲労やストレス、加齢により表情筋が凝り固まると、シワやたるみの原因になります。美容鍼で表情筋を刺激することで顔の筋肉が柔らかくなり、引き締めやリフトアップ効果が期待できるのです。

肌の血流を改善する

鍼による顔のツボの刺激によって得られるのが、肌の血のめぐりが良くなる効果です。肌の血流が改善されると老廃物の排出が促され、栄養が行き渡りやすくなります。肌が生まれ変わるサイクル（ターンオーバー）を促進し、肌荒れやニキビ肌、目の下のクマの改善効果が期待できます。

自律神経やホルモンバランスを整える

美容鍼なら、自律神経やホルモンバランスを整えることも可能です。脳に近いツボを鍼で刺激することで脳に送り込まれる血流を増やし、神経活動の乱れを調整します。頭痛や肩こり、腰痛、体のだるさなどに悩んでいる場合は、美容鍼で自律神経やホルモンバランスを整えることにより、症状に改善がみられる可能性があります。

美容鍼のメリット・デメリット

他の美容法と比較して、美容鍼にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。美容鍼のメリットは2つあります。

肌荒れや肌の老化を改善し、美容効果が期待できる
体質改善に働きかけ、頭痛、腰痛、肩こり、体のだるさの緩和が期待できる

美容鍼は美容効果だけでなく、体質改善効果も期待できる施術です。シミやくすみ、シワ、たるみなどの肌トラブルだけでなく、頭痛、腰痛、肩こり、体のだるさなどの症状に悩む人も、美容鍼の効果を実感できます。一方、美容鍼の施術を受けるときに注意したいポイントは以下の2つです。

人によって、稀に皮下出血（青たんや青あざ）が生じる場合がある
施術後に好転反応が起き、一時的に眠気や体のだるさなどの症状が起きる場合がある

美容鍼は歴史の長い施術方法ですが、鍼が筋肉や毛細血管などの組織に触れ、施術後に軽微な皮下出血が生じることがあります。また、施術後に血流が改善することにより、好転反応（体が回復するときの反応）が発生する場合もあります。ただ、一時的に眠気や体のだるさなどの症状があっても、多くの場合は一晩ゆっくり休めば解消するでしょう。

【まとめ】