なで肩の治し方が知りたい!原因や対処法を紹介

2024.2.14 歪み矯正 , 肩こり , 重要おすすめ記事

なで肩とは肩がなだらかに下がっている状態です。肩にバッグなどをかけたときにずり落ちやすい、肩こりになりやすいなどの理由でお困りの方もいるでしょう。なで肩は生まれつきのものとは限らず、生活習慣などが原因で起こることもあります。

そこで今回は、なで肩の原因や対処法、改善方法をご紹介します。

小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。

目次

  1. なで肩の原因
  2. なで肩を治すのに効果的な対処法
  3. なで肩は整骨院に相談してみよう
  4. まとめ

なで肩の原因

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なで肩は生まれつき持って生まれた骨格である場合がありますが、後天的なものも含めて3つの原因があります。まずは、具体的にどのような原因でなで肩になってしまうのかを解説していきます。

姿勢が悪く猫背になっている

なで肩は、姿勢の悪さが原因でなることがあります。スマートフォンやパソコンを使っているときに、気が付くと首が前に出たり、背中が丸まったりすることはないでしょうか。このような悪い姿勢を続けていると、猫背になってしまいます。

猫背は頭が前に出て、背骨が丸まり、肩が内側に入っている状態です。すると肩や肩甲骨の位置が下がるため、なで肩になってしまうのです。

筋力がない

筋力の低下もなで肩になる原因です。首と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋や、肩や腕を持ち上げるための僧帽筋上部線維といった首や肩周りの筋肉は、肩甲骨のバランスを保つ役割を担っています。これらの筋力が低下していると肩甲骨がバランスを保てなくなり、肩の位置がずれてしまいます。

また僧帽筋上部線維の機能が低下して、鎖骨の外側が内側よりも下がってしまうことも、なで肩になる原因です。

生まれつきの骨格が影響している

なで肩の原因の多くは、ここまで解説したように後天的なものがほとんどです。しかし、生まれつきの骨格が原因という場合もあります。遺伝による場合は、生活習慣を見直しても改善が見込めないことが多いので、整骨院での骨格矯正や肩甲骨はがしなどの施術を受けることをおすすめします。

なで肩を治すのに効果的な対処法

後天的な原因によるなで肩は、それぞれの原因に合わせた対処法を試すことで改善が期待できます。自分のなで肩の原因に合わせた対処法で、改善を目指しましょう。

正しい姿勢を意識する

まず見直したいのは、姿勢です。スマートフォンやパソコンを使う機会が多いと、どうしても前屈みになって背中を丸めてしまい、猫背が習慣化しやすくなります。

習慣化された悪い姿勢を正すには、なるべく猫背にならないよう、正しい姿勢を意識することが基本です。椅子に座っているときは深く腰掛けて、背もたれに背中をぴったりと付けると前かがみの姿勢を予防できます。このとき首が前に出ないよう、あごを引くことを意識しましょう。もし背中が付かない場合は、クッションを当てて調整してください。

またデスクや椅子の高さが自分に合っているかどうかも、正しい姿勢を保つために重要です。自分の体格に合わないものを使い続けていると、姿勢が崩れやすく、猫背が習慣になる可能性があります。足の裏が床にぴったりと付く高さで、なおかつ肘を曲げてデスクに手を置いたときに、肩に負担が掛かることなく、自然に置けるのが理想的です。

ストレッチで肩の筋肉をほぐす

なで肩の原因となる肩甲挙筋の凝りをほぐすと、なで肩が改善される場合があります。ストレッチは体への負荷が軽く、特別な道具も必要ないので、自宅でも手軽に行えます。

肩甲挙筋をほぐすには、以下の手順でストレッチしてみましょう。

  1. 頭の後ろで両手を組む
  2. 首を前に傾けて、首の後ろを伸ばす
  3. ゆっくりと元の姿勢に戻る

デスクワーク中も1時間に1回は肩甲骨を回すなど、軽いストレッチを行って筋肉をほぐしましょう。

筋トレで肩に筋力を付ける

筋力低下が原因でなで肩になることもあるので、筋トレで筋力をアップさせることも効果的な対処法です。まず以下の手順で僧帽筋を鍛えましょう。

  1. 壁に向かって両手を真上に上げた状態で壁に手を付く
  2. 肩甲骨を伸ばすことを意識しながら、両手を天井に向かって伸ばし、5秒キープする
  3. ゆっくり肩甲骨を下げる
  4. 1~3を20回ほど繰り返す

僧帽筋に加えて、肩を支える役割を持つ三角筋を鍛えると、肩周りの筋肉強化が期待できます。三角筋の筋トレは、以下の手順で行います。

  1. 脚を肩幅に開き、500mlのペットボトルを両手に持つ
  2. 膝を軽く曲げた状態で両手を肩の高さまで上げて10秒キープする
  3. ゆっくり手を下ろす
  4. 1~3を10回ほど繰り返し、1日3セット行う

ペットボトルを両手に持つのがつらい場合は、何も持たない状態から始めても問題ありません。さらに筋肉に負荷をかけたいのであれば、ダンベルを使うのもおすすめです。

ただし僧帽筋や三角筋を鍛えすぎると、筋肉が盛り上がって、余計になで肩に見えてしまいます。そのため、なで肩改善には負荷の高すぎる筋トレは避けた方がいいでしょう。

なで肩は整骨院に相談してみよう

セルフケアを試してみたけれど、なかなかなで肩が改善を実感できない場合は、整骨院に相談してみましょう。

整骨院ではヒアリングを行って体の状態や骨格を見極め、一人ひとりの体の状態に適した施術を行います。姿勢の悪さなどによる猫背が原因のなで肩には骨格矯正、先天的な原因によるなで肩には肩甲骨はがしなど、生活習慣によるなで肩から遺伝による先天的な原因のなで肩まで、改善が期待できます。

まとめ

なで肩は後天的な原因によるものであれば、普段の生活を見直す、または自宅でできるストレッチや筋トレなどである程度対処可能です。しかしすぐには治らないため「なかなか改善しない」とお悩みの方もいるでしょう。

そのような場合は、整骨院でプロによる施術を受ければ改善が期待できます。なで肩でお悩みの方は、整骨院に相談してみてはいかがでしょうか。

監修者:小林英健院長
株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に48店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1350万人を超えています。「小林式矯正法 (旧名:スポーツ活法)」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。KMC小林整骨院グループ オフィシャルサイト(https://www.seikotsuin-kobayashi.com