冷え性改善のツボはどこ?原因・治し方を解説
2021.7.29 冷え性 , 肩こり , 重要おすすめ記事「冷え性」という言葉は誰もが聞いたことはあるのではないでしょうか?
日本人女性の約7割が、「冷え性の自覚がある」と答え、3人に1人が「なにもせず放置している」という回答データがあります。
(参照元:江崎グリコ「グリコ健康科学研究所」https://kyodonewsprwire.jp/release/201810289654
放置してしまっている理由は「対処法がわからないから」
「冷え性って体質だから仕方ないんでしょ?」
「小さい頃から冷え性だから、もう治らないと思って諦めている」
「対策はしてるつもりだけど、あんまり効果が実感できない」
など、さまざまな意見があるとは思いますが、本日のコラムでは、
- なぜ冷え性になってしまうのか?
- 自宅で簡単にできる正しい対策法
- 正しく改善させたい方へ、整骨院で行える冷え性の治療法
などをお伝えさせていただきます!
目次
なぜ冷え性になってしまうのか?
冷え性の原因は人それぞれ、たくさんの原因があると言われています。
- 運動不足の問題
- 血行不良の問題
- 自律神経の問題
- ホルモンバランスの問題
- 筋肉疲労の問題
この他にも考えられる原因はたくさんあると思います。
今回は、整骨院で働く柔道整復師・鍼灸師の意見をお伝えします。冷え性の根本的原因を一言で言うなら、「血行不良」です。
「なんだ、知ってることか。」
「思ってた通りの原因だ。」
そう思われたあなた、ではなぜ、血行不良になってしまうのか、ご存知ですか?
ここがわかれば、原因究明ができ、対策をすることができるので、「冷え性改善」に役立てること間違いなしです!
「血行不良による冷え性」
…とだけ言われても納得しないでください!
「じゃあどうして血行不良になってるんですか?」
とツッコミを入れて欲しいです!
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
どうして血行不良になるのか?(ふくらはぎの場合)
もちろん、冷え性が起こっている部位にもよりますが、代表的な足先・ふくらはぎの例を挙げさせていただきます。
- 運動不足
- 血行不良
- 筋肉疲労
と一言で片付けられると、「それはわかってる。だからどうしたらいいの?」と思われますよね?お仕事をされている方で、立ちっぱなし、座りっぱなしの方はよくふくらはぎが疲れてきます。
それを改善するために家から駅まで歩いたり、1駅分歩いて出勤したり、工夫されている方がたくさんいらっしゃると思います。
なぜ治らないのか?
これだけ工夫して、試行錯誤しているのに、どうして治らないのか?
それは、
- 「正しい使い方」ができていないから
- 「正しい疲労の取り方」ではないから
ということが考えられます。
どういうことかというと、近年「浮指」というワードをよく聞くようになりました。これは裸足で生活をすることが少なくなっていることが原因で起こると言われていて、何気なく立ったとき、足の指が地面にきっちりと付いていない状態のことを指します。
お仕事をされている方であれば
- ヒールをよく履かれている
- 革靴で一日中歩かれている
学生、子供であれば
- 外で遊ぶ機会が減っている
- 裸足で生活する機会が減っている
このような方々は、足の指が曲がりづらく、ずっと反った状態になっていることがあります。これは、どの部位でも言えることですが、筋肉は伸び縮みをして、はじめて血流がよく流れ出します。(いわゆるポンプ作用です)
ですが、ずっと反った状態が続くと、筋収縮が起こらず、上手くポンプ機能が働かなくなってきます。そうすることで、血行不良となり、結果、冷え性になってしまう方が多いということです。
どう改善すればいい?自宅でできるカンタン改善法
一言で言うならば、ポンプ機能を充実させましょう!ということです。では、どのようにポンプ機能を向上させるのか。ごく一般的に知られている代表的な運動を挙げるならば、「タオルギャザー」です。
床にタオルを敷き、足の指で手繰り寄せる方法です。本当に足の指の力が弱い方は、この方法でもとてもしんどく感じると思います。これで十分鍛えられる方も多くいらっしゃると思いますが、
「これでは物足りない」
「これをやっていたけど、良くならなかった」
そんな方は次のレベルのトレーニングをしてみましょう。足首を最大限起こし(背屈位)、その状態で足趾を全力でグーにします。その足指を手の指で逆方向へ引っ張ってください。最大限グーをした状態で引っ張っても指が動かない方はしっかり指の筋肉が使えている状態であると考えられます。
しかし、グーをした状態から、引っ張ると指も開いてしまう方は、それだけ踏ん張りが効かないということになりますので、このトレーニングを繰り返し、足指の力がしっかりと使えるようになりましょう。
「足指は動くけれど、力が入らない。」
小林整骨院に来られる患者様もこのような方が非常に多いです。
力が入らない=筋肉が最大限使えていない
という風に考えていただければわかりやすいと思います。
筋肉が使えていない=ポンプ機能が働いていない
だから、末端への血流が不足し、血行不良を引き起こしてしまうのです。体のあらゆる箇所でこのようなことが考えられます。一例として、ふくらはぎの症状でお伝えしましたが、末梢である手指でも同じことが言えます。
「肩こり」
誰もが聞いたワードだと思います。
もちろん肩まわりの筋肉や骨格の歪みが原因で症状が出ている方がたくさんいらっしゃいますが、
「肩こりが治らない」と言われる方で、
他に考えられる原因は以下が挙げられます。
- 上腕(力コブの部分や二の腕部分)の筋肉の緊張がある
- 前腕(肘から手首まで)の筋肉の緊張がある
- 手のひら、指まで力が入ってしまっている
これらの原因が解消されていないと一時的に良くなっても、すぐに肩こりが戻ってくる。という状態になってしまいます。肩よりも先の部分で血流が悪くなってしまうと、根幹の部分は良くならないということです。
「肩こり」と「冷え性」も関連性があることがだんだんとわかってきたでしょうか?手指の血流が良くなると、次に前腕、上腕が良くなり、その次に肩が良くなっていきます。ですので、手が冷えやすいと言われる方は、手、腕、肩、全てを良くしてあげることで血流改善が見られ、「冷え性」も「肩こり」も改善できるということです。
足でもお伝えしたように、手のトレーニングも一つの改善策です!手の場合は指の筋肉を使えるようにしたいので、カンタンなトレーニングを紹介するのであれば、
「指立て伏せ」です!
一般的な腕立て伏せは手のひらをベタっと地面に付けて行いますが、それを指だけで支えてみましょう!床で行うことが難しい方は、膝を付いてもらっても大丈夫ですし、地面ではなく、壁に対して指を付いてもらっても大丈夫です。
普段使わない筋肉を使うことで、血流促進が望めます。これらを継続して行うことで、必ず変化が出てきます。また、トレーニング直後は変化が実感しやすいと思います。その直後に出ている「変化」をどれだけキープできるのか。これがとても重要になってきます。
これはどんな症状に関しても共通で言えることなのですが、小林整骨院だけに限らず、どんなにいい治療を受けても、どんなにいいトレーニングをしても、その良い癖がつかないと、悪い方へ戻っていくと言うことです。
ですので、お体を良くするために、どこかへ通われている方、もしくはセルフケアで工夫されている方、いろんなことを試していただいて、お体に合うものを探していただき、それを是非継続してください。
そして、過去の悪い癖から、良い癖に変えていくことができれば、今後一生、悩まないお体を作ることができます。ここまではセルフケアでできることをお伝えしましたが、きっちりと、根本的に改善したい方は…
小林整骨院で行える冷え性の治療法
ここからは小林整骨院で行うことのできる治療法を紹介します。
もし、今までお体のメンテナンスをされていなかった方、または、現在改善中だけれど、なかなか変化を実感できていないという方がいらっしゃいましたら、一度、小林整骨院グループに相談していただければ、解決のお手伝いをさせていただきます。
先述したような
- 「運動を頑張ってるけど…」
- 「血流が良くなるように工夫してるけど…」
セルフケアで限界があると思われているあなた、小林整骨院では、骨格の歪みや筋肉の緊張からくる血行不良を改善させる施術法がたくさんあります。血液は骨の中で作られるので、その骨が歪んでいると本来の機能を発揮できていない可能性がとても高いです。
その土台となっている骨格を整えられるのが、小林整骨院グループが行っている骨格矯正(=スポーツ活法)です。
また、筋肉を緩める施術も単なるマッサージではなく、筋肉の深部からしっかりと緩めることで、長年蓄積されてきた疲労まで取ることが可能です!この骨格矯正や、筋肉矯正はあらゆる患者様に対応している施術で、体の悩みを緩和することはもちろん、ご高齢の方の運動機能の向上やスポーツをされている方であれば、パフォーマンスアップにも直結する施術になっています。
小林整骨院グループは全国に42店舗を構えており、あなたのお近くで専門知識の持ったスタッフがお待ちしております。メールやLINEからの無料相談もお気軽にしていただけますので、こちらからお問い合わせいただくか、お近くの治療院へ直接お電話でご相談していただければと思います。メールで無料相談をする
あなたが良くなりたいと思うなら、お体は必ず良くなります!
一緒にお体を良くする方法を探しましょう。