交通事故でむちうちになった時どうすればいい?
2021.8.11 ムチウチ , 手・腕の痛み , 肩こり , 重要おすすめ記事 , 頭痛 , 首周りの痛み通勤や日常生活で、車など運転しているときに交通事故にあった時はありますか?
交通事故で首や腰など痛めることがありますが交通事故により「頸部の軽傷」を負った人数は、全体の半分以上を占める288,153件(58.7%)と半分の方が頭を痛めることがほとんどになるデータがあります。
(参照元:交通事故弁護士ナビ https://jico-pro.com/columns/64/)
交通事故では首のむちうちが多く発生しますが
- むちうちってなに?
- 整骨院?整形外科?どこに行くべきか?
- 痛みを早く治したい場合どうすればいいの?
- 自分でできるケアはある?
など多くの疑問があると思います。今回は交通事故になった場合の対応・むちうちにご紹介させて頂きます。この記事を読ん参考にしてみてください。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
むちうちとは?
むちうちとは、交通事故などで、自動車の衝突・追突・急発進・急停車などで首に強い力が加わった時に首が鞭のようにしなることによって起こる症状です。
病院などでは、「むちうち」と診断されるのではなく、正式名として「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」と診断されます。人の頭は4~6㎏の重さもあり、その頭を細い首が支えてくれているので普段から、かなりの負担がかかっています。
そこに交通事故のような強い衝撃が加わると、日ごろの普段の生活以上の負担がかかるので、首はその衝撃を吸収しようと前後に大きく揺れます。その反動で後ろに反り返り、が鞭のようにしなることで首に過度な負担がかかり、むちうちになります。
むちうちの注意点
交通事故直後は、痛みや違和感を感じないことが多いです。交通事故の直後は、身体の筋肉や関節が緊張状態もあり痛みが分かりにくい事が多いです、後になってから痛みが出てきたというのもよくあることです。
むちうちでは色々な症状が出ます
- 首の痛み
- 肩こり
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 腕や手のしびれ
交通事故直後に、上記に症状が1つでも当てはまる方はむちうちになっている可能性が高いので、病院に行くことをオススメします。
交通事故でむちうちになった場合どこに行くべき?
交通事故後は「どこの病院に通えばいいの?」などのご質問をよく耳にします。交通事故の後は、人によって痛みがない場合、酷く痛む場合の2つがあります。
そんな時は
- 病院に行くべきなの?
- どこの病院に行けばいい?
- 痛みがない場合は病院に行くべき?
などの悩みがあると思います。痛みがない場合や、酷く痛む時でも、必ず病院に行くことをオススメします!
行くべきなのは
- 整形外科
- 整骨院・鍼灸院
上記2つが主になってきます。
まずは整形外科で自身の身体を診察してもらい、診断書を作って頂きます。その次に整骨院に行って、むちうちや痛めた箇所の治療をマッサージや矯正などで施術してもらい、回復を目指します。
具体的な理由は次の項目でご説明します。
1. 始めに行くのは整形外科
先程の通り、第一に整形外科に受診して頂きます。理由としては2つあります。
重大な後遺症などが隠れている可能性
交通事故に遭うと、脳内出血.•むちうちなど見た目では分からない重大な後遺症が隠れている可能性もあります。交通事故直後は緊張になるので、痛みが感じにくく分からない場合もあります。その場合でも、病院などに通わずその後遺症を放置してしまうと、後から重症化してしまい命に関わる事もあります。そうなる前にその時は痛みが無くとも整形外科で自身の身体を診てもらい診断書を作成して頂きます。
保険を使う際に診断書が必要になる。
事故に遭うと保険会社から治療費などが支払ってもらう事が可能なのですが、その時に必要になってくるのが診断書になります。またその際に、整骨院に通うことを医師・保険会社に連絡をすることも大事になってきます。
2. その次に整骨院
整形外科などで診断書を作成してもらった後は、整骨院に通うのがオススメです。整骨院に通い始めても、整形外科は月に1回でも整形外科で診断をして頂く必要があります。
整形外科では、治療としては電気を当ててもらうなど、薬をもらうパターンが多くなります。それで痛みが治ればいいのですが、多くの場合はそうではありません。整骨院では、直接的にマッサージや矯正などで、痛みの改善もできます。むちうちなどの時に[マッサージしていいの?] などの疑問もあると思います。
詳しくは次の項目から説明していきます。
むちうちの対処法
むちうちは整骨院で対処できます。その際に注意しなければならないのがむちうちにも時期によって3種類に分類されます。
- 急性期
- 亜急性期
- 慢性期
上記の3つがありますが、それぞれで対処の仕方が変わってくるので解説していきます。
急性期
急性期は交通事故でむちうちになって一ヵ月ぐらいまでの期間です。特に1週間以内は、むちうちになった場所は酷く熱を持っていて炎症を起こします。
その炎症期間に、無理に動かしてしまうことや、マッサージなどをしてしまうと炎症を起こしている場所に負担がかかってしまい症状が悪化する恐れがあるため、安静にするや、患部を冷やすのがオススメです。
小林整骨院では、急性期でも骨格矯正を受けるだけでもむちうちによる負担が軽くになります。
詳しくは骨格矯正でお話しさせて頂きます。
亜急性期
亜急性期は交通事故後の急性期から炎症が収まった、1か月~3ヵ月までの期間です。この時期になると、急性期ほどの首の痛みや、炎症も治まって日常生活も少し楽になります。
それでも、むちうちによる痛みは残っているので、この時期からマッサージや直接的なケアも可能になります。
小林整骨院では、この時期は筋肉矯正(マッサージ)が回復には効果です。
慢性期
慢性期は交通事故から3ヶ月以降の長期間経ってしまって、慢性化してしまった期間の事です。
慢性化してしまった時の症状は、首の痛み・頭痛・しびれなどが長い期間発生していることが多いです。その場合、首の骨が歪んでしまう事や、筋肉が硬くなってしまい神経が圧迫されている可能性も高いので、かなり危険です。
対処法としましては、温熱療法や矯正・マッサージで筋肉を緩めてあげ、血流を良くして神経などの負担を減らす必要があります。
マッサージ
マッサージは「亜急性期」「慢性期」効果的ですが、「急性期」は悪化する恐れがありますのでしないです。
マッサージが効果的な理由ですが、むちうちによって首・肩の筋肉に負担が貯まり、筋肉に硬さが出来てしまいます。そうなると、首を動かした時に可動域が悪くなり痛みが出ることが多いです。
筋肉矯正によって、負担がかかり硬くなった筋肉を柔らかくなることで可動域もあがり、痛みの軽減にもなります。また、筋肉が柔らかくなると血流も良くなります。血流が良くなると、栄養素が多く運ばれることによって回復も早くなります。
骨格矯正
骨格矯正は「急性期」「亜急性期」「慢性期」ともに最も効果的で、回復が早くなります。急性期に骨格矯正をしても大丈夫?と不安に思う方もおられます。しかし、急性期だからこそ骨格矯正をして、首と背骨の歪みを取り除く必要があります。
交通事故の大きな外力によって、普段の何倍もの負担がかかる時に、首と背骨がそれに耐えようとしてしまうため、大きく骨格の歪みが生じます。その歪みを矯正で治すと、歪んでしまっていた分の負担も軽減できます。
骨格矯正は復元力を利用するため、過度な動きは必要がなく、自然治癒力も上がるので回復も早くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は交通事故による、むちうちを解説させて頂きました。
最近は交通事故によるニュースなどが多くみられますが、もし自分が交通事故にあってしまい、むちうちなってしまった時は、痛みが無くとも後から症状がきつく命にかかわるリスクもありますので決して甘く見ないようにお願いします。
もし自分がむちうちになってしまった場合は、お近くの小林整骨院にご相談下さい。その際は、私たちが必ず痛みによる悩みを必ず解決させて頂きます。