鍼灸治療の効果はいつから出る?鍼灸治療の効果と特徴を解説
2021.10.1 スポーツ障害 , 四十肩・五十肩 , 手・腕の痛み , 神経痛 , 肩こり , 腰痛・ぎっくり腰 , 重要おすすめ記事 , 関節痛「鍼灸治療」と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちになられているでしょうか?どこか体を痛めたことで治療院に行って、鍼やお灸の治療を受けたことがある方以外は未知の世界であると思います。
また「鍼を刺すので痛いのでは?」や「体に鍼を刺したり、お灸を据えて本当に大丈夫なの?」と思われる方も多いと思います。そんな日常ではなかなか触れることのできない鍼灸治療の効果や特徴を現役の治療家が詳しく解説させて頂きます。
興味のある方は最後までチェックをして、ご自身の知識に役立てて頂ければと思います。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
鍼灸治療とは?
鍼灸治療とは読んで字のごとく、体に鍼を刺したり、お灸を据えることで痛みや不調を整える治療になります。
病気になったあとに手術や服薬で体を良くする医学が「西洋医学」なら、病気になる前から体の回復力や病気に対する抵抗力を上げて予防を図っていくのが「東洋医学」になります。鍼灸治療はそんな東洋医学の考え方から生まれた治療になります。
鍼灸治療の歴史は古く、2000年以上前の中国で生まれ、医療技術も今ほど発達していない頃から人々の体の痛みや体調不良に対する治療として用いられてきました。また近年ではこの治療が、科学的根拠があるのか研究も進められていて、医学界からもその効果が認められています。
日本では、刃物や鍼などを使っての治療を行えるのは国家資格を有する医師と鍼灸師のみとなります。主に鍼灸治療ではマッサージなどの手や指で行う手技では届きにくい体の奥の方にある筋肉や関節に関して、深くピンポイントにアプローチをすることが可能になる治療方法です。
鍼灸治療の効果は?
主に体の各部位の痛みに対しても効果があるとされています。腰痛、五十肩、膝関節痛はもちろん、坐骨神経痛や肋間神経痛、頚腕症候群などの神経痛症状にも効果が期待できます。
また東洋医学の考え方から体の不調を整えるための経絡、経穴(一般的に言われるツボ)に鍼を刺したり、お灸を据えることで内科的疾患にも効果があるとされています。
スポーツの現場では、アスリートの体のケアにも鍼治療が大いに役立ちます。プロのアスリートになればなるほど、細かな筋肉のこの筋繊維にアプローチをかけたいとなった場合、鍼を使えば狙いたい箇所にピンポイントに施術が可能になり、回復力向上、けがの予防にも効果的です。
これらの症状の中でも小林整骨院グループでは、痛みに対しての鍼灸治療をメインで取り入れています。特に小林整骨院本院では一日平均50人~60人の患者様を対象にその人の症状に合った鍼灸治療をさせて頂いています。
鍼灸治療の効果はいつから?
そんな鍼灸治療ですが、効果としては、人それぞれ、その時の症状によって変化します。
例えば、急性的に筋肉を痛めた場合(筋断裂などを除く)でしたら、鍼治療を受けたその場で痛みがすぐ引く方もいらっしゃいます。また、長年の関節痛や神経痛に関しては数回の治療で効果を感じる方もいらっしゃるので状態と症状をしっかり見極める必要があります。
一口に鍼灸治療といえども、その中で治療理論や考え方の違いがあり術者の技術力によって大きく効果も変化しますので、ご自身に合う治療内容と先生に診てもらうことが大事になってきます。
鍼灸治療の種類と特徴
ただ鍼を刺す、お灸を据えることだけが鍼灸治療ではありません。
鍼やお灸にも多くの種類があります。
治療の現場では症状を確認し、狙いたい部位にどのような刺激を与えたいかによって、器具を使い分けています。そんな数多くある鍼灸治療の種類の中から、小林整骨院グループで患者さんに提供している治療内容についてご紹介したいと思います。
置鍼(毫鍼 ごうしん)
読んで字のごとく、鍼を刺しっぱなしにして置いておく状態のことをいい、鍼自体の名前のことを毫鍼といいます。一般的に鍼治療となるとこの置鍼がイメージとして強いと思います。
持続的に鍼を患部、またはツボに刺しっぱなしにすることで、その部位の血流やツボの状態を改善したり、筋肉の緊張を和らげる際に使用します。数ある鍼の形の中でも、日本で主流として使われているのは毫鍼になります。
また、毫鍼の中でも種類が分かれており、先端が鋭くとがったものもあれば、丸みを帯びているものもあります。鋭い場合は刺激が強い代わりに症状改善が早くなりやすい特徴があります。
また丸みを帯びている場合は、刺激が少し柔らかく受けやすい特徴があります。患者さんの症状や施術する先生の判断や見立てによって使い分けています。
パルス鍼
パルス鍼とは置鍼で刺しっぱなしにしている鍼に電極を繋げて微弱電気を流し、鍼を通じて奥深くの筋肉や関節に電気刺激を与える施術になります。筋肉の収縮運動を同時に行うことで、置鍼よりもより血流状態を良くしたり、血流が良くなると同時にリンパの流れも改善され、むくみが取れやすい効果も期待できます。
この他にも、多くの鍼灸治療がありますが小林整骨院グループでは主にこの二つをメインでさせて頂いています。治療目的だけではなく、むくみ改善や小顔効果も期待できる施術になりますし、美容面でのサポートもさせて頂きます。
まとめ
今回は鍼灸治療に関してのコラムを作成させて頂きましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?痛みに対するアプローチだけでなく、ツボを刺激して内科疾患にも効果が期待できる治療方法であることがご理解頂けたかと思います。
身体のお悩みのある方はお近くの小林整骨院グループの院にご相談ください。また鍼灸治療だけではなく、その鍼治療の効果を最大限に引き出すために当グループ唯一の治療、背骨骨盤矯正があります。
背骨骨盤矯正で、歪んでいる骨をまっすぐに整え、その状態で鍼灸治療を受けると血流がさらに良くなり、症状緩和に期待できます!いまのあなたがさらに良くなるお手伝いをさせて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。
※注意:鍼灸治療をご希望の際、院によっては鍼灸治療を実施していない場合もございます。お近くの院にお問い合わせの際には、鍼灸治療が実施されているのか確認をお願い致します。
また、今回の施術がいつから効果が出るかの内容に関しまして、あくまで目安です。必ずしもこの期間で治るというわけではありませんので、予めご了承ください。