ゴルフによる左脇腹の痛みの原因は?プレー後の対処法を解説
2023.4.25 スポーツ活法 , スポーツ障害 , 重要おすすめ記事ゴルフはそれほど激しく見えないスポーツですが、腕から下半身まですべてを使う全身運動です。あまり運動しない方がラウンドを回ったり打ちっぱなしをしたりすると、体のあちこちが痛くなることもあるでしょう。そこで今回は、特にゴルフで使いやすい左脇腹に痛みが起きる原因や対処法を解説します。
小林整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
ゴルフによる左脇腹の痛みは筋肉痛が主な原因
もしも、ゴルフをした翌日や2~3日後に左脇腹が痛む場合、一般的には普段使わない筋肉を使ったことによる、腹斜筋の損傷が原因と考えられます。筋肉痛の場合であれば、前屈みになる・上体を捻るなどの動きで、左脇腹に痛みが生じます。
プレー中の急な痛みなら肉離れの可能性も
ゴルフプレーの後日ではなく、一例としてスイングをしたその場で瞬発的な痛みを感じた場合は、肉離れの可能性があります。肉離れが疑われる具体的なケースとしては、プレー中に左脇腹の強い痛みや内出血が出ていた場合です。
ゴルフで左脇腹が痛むときの対処法
ゴルフをして左脇腹に痛みを感じたときには、まずは傷ついた筋線維を治癒することが大切です。次のような対処法を試してみましょう。
痛む場所は動かさないようにして安静に
筋肉痛であれば、とにかく痛めた患部を動かさないことが治すための近道です。しかし、まったく左脇腹を動かさずにいるのも難しいので、テーピングで固定するのがベストでしょう。左脇腹が痛む部分に沿って平行方向にテーピングし、さらに×印になるような形で貼っていくと固定できます。
患部を冷やしてストレッチ
テーピングがなければ、氷水・シップ・氷のう・保冷剤などを使って、患部を冷やして痛みをやわらげる方法もあります。痛みがなくなってきたら、お風呂やシャワーで体を温め、血流をよくしてからストレッチをするのがおすすめです。簡単に脇腹を伸ばすように柔軟体操をします。
肉離れの場合には専門機関へ
肉離れの可能性があるときには、接骨院や整骨院などの専門機関で施術を受けるようにしましょう。放置してしまうと患部にしこりが残ってしまい、場合によっては肉離れが起こりやすくなってしまう可能性もあります。なるべく早めの受診をおすすめします。
激しい痛みは骨折や神経痛の場合もある
患部が熱をもって腫れている・深呼吸するだけで痛い・くしゃみをすると響く場合、筋肉痛ではなく、肋骨の骨折や肋間神経痛になっているケースも考えられます。かなり激しく痛むようなら、一度整形外科で診てもらうようにしましょう。
【まとめ】
左脇腹の痛みを防ぐにはプレー前の準備も大事
ゴルフで左脇腹が筋肉痛になってしまうのは、スイング時の無理な姿勢や筋力不足が大きく関係しています。プレー後の痛みを防ぐためにも、練習やラウンドの前にストレッチをする・正しいフォームができているか見直す・クランチトレーニングで体幹を鍛えるなどの準備が大切です。
また筋肉痛が出た際には、安静にしていることが重要であるため、痛みがあるときは無理をしないようにしましょう。